※※ 企画展
石ノ森章太郎生誕70周年記念
『石ノ森章太郎展 ~石ノ森アニメの世界~』 ※※
2008年は、石ノ森章太郎生誕70年の節目の年です。
石ノ森章太郎は1954年に「二級天使」でデビューしてから、数多くの
漫画作品を創造し続け、それらを石ノ森章太郎は、漫画を「どんなも
のでも表現できる」万画(よろずが)、すなわち「萬画」と称しました。
たくさんの世界を創り出せる「萬画」とアニメーションは昔から密接な
関わりがあり、氏の作品もまた数多くアニメ化されてきました。そして
石ノ森章太郎自身もアニメーションの制作に多く携わっています。
トキワ荘の仲間とともにアニメ制作スタジオ「スタジオ・ゼロ」を設立
し、『鉄腕アトム』「ミドロが沼の巻」を下請けした際には絵コンテ・
原画も担当しました。コミック出版作品数世界一のギネス記録をもつ
石ノ森章太郎の、「アニメーション」に関わる部分にスポットを当てて
紹介します。(※敬称略)
開催期間:2008年11月26日(水)~2009年2月22日(日)
「展示」
代表作『サイボーグ009』を中心に、約150点の展示資料やパネルから
、石ノ森章太郎さんの萬画とアニメの歴史をふり返ります。
・「サイボーグ009」ゾーン
萬画原稿等と合わせて、それぞれのテレビ版・劇場版アニメの資料
を展示。テレビシリーズ第一作から第三作それぞれの作品を展示。
・スタジオ・ゼロ作品ゾーン
トキワ荘の仲間と共に作ったアニメ制作会社「スタジオ・ゼロ」の
作品群の中から、『佐武と市捕物控』や『星の子チョビン』など
石ノ森アニメの資料を展示。スタジオ・ゼロ代表でもある鈴木伸一
館長さん所蔵のアニメ制作資料も本邦初公開。
そのほか『空飛ぶゆうれい船』、『氷河戦士ガイスラッガー』など
の石ノ森アニメを紹介。
・仮面ライダーゾーン
アニメーションではありませんが、「石ノ森章太郎」を語る上では
欠かすことの出来ない作品として、パネルや「仮面ライダー一号」
や初代平成ライダーである「仮面ライダークウガ」の立像をご紹介。
・おたのしみ
スタンプラリーや石ノ森キャラクターお絵かきなど、参加型の楽し
いコーナーも充実。
「アニメ上映」
・石ノ森アニメ上映
『サイボーグ009』を中心に、白黒アニメ時代から2000年代に発表
された作品まで、大人向けから子ども向けまで、さまざまな石ノ森
アニメを上映。
・「サイボーグ009」(2001年放送)全話上映
2001年に放送された「サイボーグ009」全48話を2009年という
「009 の年」に一挙上映。
・特別上映プログラム
石ノ森章太郎さんの誕生日である1月25日(日)と祝日には、宮城県の
石ノ森萬画館でしか観られない『龍神沼』など、東京では見ることの
出来ない作品を上映。
「トークイベント」
・「石ノ森章太郎を語る」(※事前申し込みみ制)
開催日時:12月20日(土)
定員:50 名
司会:鈴木伸一館長さん
ゲスト :水野英子さん(漫画家)・丸山昭さん(編集者)
・「サイボーグ009に魅せられて」(※事前申し込み制)
開催日時:2009年2月14日(土)
定員:50 名
ゲスト:芦田豊雄さん (1979年版『サイボーグ009』
キャラクターデザイン、総作画監督)
高橋良輔さん(1979年版『サイボーグ009』監督)
※企画展、イベントの詳細に関しては、
「杉並アニメーションミュージアム公式サイト
http://www.sam.or.jp/index.php」をご参照下さい。
※杉並アニメーションミュージアムの駐車場はございません。
お車の場合は近隣のコインパーキングをご利用下さい。